Mum's the word ! 新米ママの独り言。

娘(10歳)と息子(7歳)が寝ている間に、ひっそりと。子育て、知育、読書、音楽、親子の学びや遊び、日々のこと。ピアノと中学受験(2026・2029年)の両立を目指して。アラフォー新米ママの独り言。

ウサギとカメ、どちらで眠る?「おやすみ、ロジャー」とクラウドビーのアクアタートルで2歳児の寝かしつけ。

この記事内には商品プロモーションを含みます。

ウサギとカメで2歳の娘の寝かしつけにチャレンジ!?

最近なかなか寝てくれない2歳の娘・ちぇぶちゃん。

起きていることが楽しいのか、それともママのつわりでなかなか外に出られない分、エネルギーが有り余っているのか、どんどん眠りにつく時間が遅くなっているのが近頃の悩みです。

無理やり寝かしつけようとして格闘しても疲れるだけなので、最近は自然に眠くなるまで待つ方がストレスがなくていいと思うようになりました。それでも、待つのもやはりつらい。「ちぇぶ、ねんね!」と言ってから寝るまでの長いこと…。

寝る前にうっかり絵本を読んでしまうと、絵本大好きな娘は「つぎ、これよんで~♪」と止まらなくなってしまうので、少し前からCloud b(クラウドビー)アクアタートルを使ってみることにしました。気休め程度というか、娘に合わないようなら来年2人目が生まれてすぐ使えばいいと思って使い始めてみたところ、これがなかなか良い感じ。

「かめしゃん(かめさん)、ぴっ!」とアクアタートルのスイッチを入れるのが就寝前の習慣になってきました。少しずつですが、娘が布団に入ってから眠るまでの時間が短くなってきているのを実感しています。

 

ところで、少し前に「おやすみ、ロジャー」という寝かしつけ絵本が話題になっていることを知りました。書店で平積みされていた絵本の中身を見て、「本当にこれで眠るのかしら?」という好奇心のようなものが湧いてきたので、試しに読んでみることにしました。

 

▼ウサギとカメ、娘はどちらで眠るでしょうか…?

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結論から言うと、わが家ではカメさんに軍配が上がりました。

その1・ウサギで眠る?:「おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本」(The Rabbit Who Wants to Fall Asleep)」を読んでみました。

眠るのが苦手なウサギの男の子・ロジャーのお話です。娘も眠るのが苦手なのでしょうね…。

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”たった10分で寝かしつけ!、読むだけでお子さんが眠る「心理学的効果実証済み」の今までにない絵本…。” 

帯だけ見ると、何だかすごい絵本みたい。 

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「日本のみなさんへ」

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「読み方の手引き」まで書いてあります。指示が結構細かい!

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実際に読み聞かせる前に、この「おやすみ、ロジャー」が一体どんな絵本なのか少し調べてみました。

スウェーデンの心理学・言語学研究者であるカール=ヨハン・エリーンさんが2010年に自費出版したものが2014年に英訳され、口コミで話題となったそうです。自費出版の本が各国Amazonの総合ランキング1位になるなんて、すごい!

それにしても、寝かしつけに悩んでいる親御さんがどれだけ多いのかということを表しているかのようですね。「寝かしつけの悩みは世界共通なのね…」としみじみしてみたりして…。

日本のAmazonにも、すでにかなりの数のレビューが投稿されています。

【Amazonの内容紹介より】

米英仏スペインでアマゾン総合ランキング1位の世界的ベストセラー! 

読むだけでお子さんがすぐ眠る、心理学的効果が実証済みのまったく新しい絵本です。

「本当に言葉がありません! 2~3時間かかっていた寝かしつけタイムが、12分で終わってしまいました!それもたった2ページ目の途中で」
「うちの息子は、3分ぐらいであくびを始めて、10分後には熟睡しました」
(イギリスのアマゾンレビューより)

心理学・言語学研究者の著者が、「子どもがなぜ寝たくない気持ちになるのか」を徹底的に考慮。自然に眠くなるよう「ここを強調して読み、ここであくびするように」などの細やかな指示が入っています。従来のいわゆる「おやすみ絵本」とは違ったコンセプトで、理論にもとづきお子さんをリラックスさせます。

英デイリーメール紙、テレグラフ紙、米CBSニュース、ハフィントンポスト紙、ニューヨークポスト紙等、有力メディアが続々特集。

おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本

▼出版社の特設サイトまでありました。なかなか熱が入っていますね。この絵本を使ったイベントも開催されているようです。

 

▼実際にお子さんに読んでみたという記者の書いた記事(ハフィントンポスト日本版)

担当編集者である飛鳥新社出版部第二編集・副編集長、矢島和郎さんによると、この絵本は、もともとスウェーデンの行動科学者であるカール=ヨハン・エリーンさんが2010年に自費出版したもの。2014年に英訳されると、口コミで話題となった。ハフポスト米国版など大手メディアが取り上げたことで人気が出て、イギリス、アメリカ、フランス、スペインでAmazon総合1位を獲得。アメリカでは初版30万部、イギリスでも初版19万部で出版されるなど世界的なベストセラーになっており、今後、40カ国で翻訳が決まっているという。

矢島さんは英訳版を入手、実際に自分のお子さんに読み聞かせをしたところ、ぐっすり寝たことから、日本で出版する権利を得ようと決断した。「国内で売れるかどうか、半信半疑でした」という矢島さんの心配とは裏腹に、11月13日に発売して1カ月経たないうちに6刷25万部という異例のヒットとなっている。グローバルな悩みなわけだから、当然、日本でも同じ悩みを持つ親たちがどれだけ多いか、想像に難くない。

「おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本」で本当に子どもは眠るのか? 世界的ベストセラーを読み聞かせてみた | Chika Igaya

 

日本語版訳を監修したのは、快眠セラピストの三橋美穂さん。

音読することによって自然な腹式呼吸となり、読み手も聞き手もリラックス効果が高まるような日本語訳を工夫されたのだそうです。

▼絵本ナビで三橋さんのインタビューを読むことができます。

『おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本』監訳者 快眠セラピスト 三橋美穂さんインタビュー(1/3) | 絵本ナビ

 

… 前置きが長くなりましたが、早速娘と一緒に「おやすみ、ロジャー」を読んでみました。

まず、おやすみ絵本とありますが、実際かなりの文章量です。読み方の手引きには「お子さんは横になってお話だけを聞く方が良い」というようなことが書いてありました。

今まで2歳の娘にこれほど長い文章の絵本を読み聞かせたことがなかったので、どうやって読めばよいのか少し考えてしまいましたが、読み方の手引きなども参考にしながらまずはいつもの絵本のように読んでみることにしました。

絵本の帯には「10分で寝た!」などと書かれていますが、全て手引き通りにゆっくり読むとすると、余裕で10分以上かかると思います。となると、最後まで読み終わらないうちに寝るということなのかしら?

少しだけ期待をしながら早速読み聞かせ開始。

「うさぎのロジャーのお話しを読んでみようね。」と言うと、「ろじゃーね!」となかなかの好反応。初めて見る絵にも怖がることはありませんでした。

… 10分経過しましたが、娘は一向に寝る気配なし。ただし、特に話を嫌がったり中断するということはせずに、私の周りを静かにゴロゴロしはじめました。話が長くて飽きるという感じでもありません。これには少し驚きました。正直、読み手が眠くなってしまいそうだから。指示通りあくびの真似などしながらゆっくり読んでいったら、確実に先に寝てしまいそうな気がします。(パパは確実に読みながら寝てしまいそう…。)

結局、娘は私が全部読み終わるまで粘りました。

「おやすみ。」で終わるラストに、元気よく「おやすみ!」と答える娘に、言葉も出ない新米ママ…。

気を取り直して、「そうね、ロジャーも寝ちゃったから、ちぇぶちゃんもねんねだよね。」 

 

「ろじゃー、もういっかい!」

まさかのアンコール。(え~っ!勘弁して…。)

 

仕方がない。もう一度はじめから読み始めるママ。

娘もさすがに2回目の途中辺りで限界がやってきたようで、「静かになった?」と思って横を見るともうギブアップ。そのままスヤスヤと寝息を立てていました…。

この夜は結局2回読みましたが、読んでいるうちに眠ったという点だけ見ると、わが家のおやすみ絵本と比べても比較的「寝かしつけやすい」絵本といえそうです。

 

何度か読み聞かせていけば、もしかしたら娘もコロッと寝るようになるのかもしれません。

ただ、この日本語翻訳版の絵本、個人的な感想ですが読み手にとってはちょっときつい。子どもを眠らせるテクニックの一つとして使われているのかもしれませんが、「くたくたになる」という言葉がたくさん出てきて、文字通り育児やら何やらでくたくたになっている時間帯に読むのはますますくたびれるような気がして(こちらが暗示をかけられそう!)ちょっとしんどい気がしました。娘が眠った後のゴールデンタイムに向けて、くたくたになっている場合ではないのです…(^^;)

さらに、読みながら娘と一緒に、もしかすると娘より先に寝落ちしてしまう確率も高そう。後日、娘と一緒に「おやすみ、ロジャー」のお話を聞いていたパパは娘より先に眠っていましたから…。 

結論としては、今後もし娘がすすんで「ロジャーよんで。」と言ってくるようなら読むけれど、これをメインのおやすみ絵本には使わなくてもいいかなという感じ。すぐには眠らないなら、お互いに楽しめる絵本を読みたいなという気持ちもあるのです。

 

※関連記事

娘0歳~1歳10か月までに読んだ寝かしつけ絵本をまとめています。

 

その他、読んでいて「ん?」と思ってしまうような言葉の使われ方は、もしかしたら翻訳書によくあるちょっとした違和感というものかもしれません。英語版では実際にどんな言葉が使われているのか興味を持ったので、取り寄せてみようかと思っていたところ、音声版を見つけたのでそちらを聴いてみることにしました。audibleでダウンロードしようかと思いましたが、最近娘がCDやDVDを自分でセットするのがブームなので、今回はCDを購入しました。

音声版は、絵本を読むスピードや間の取り方など、実際に読み聞かせる時の参考になりそうです。

 

▼英語版

The Rabbit Who Wants to Fall Asleep: A New Way of Getting Children to Sleep

▼音声CD(英語)

The Rabbit Who Wants to Fall Asleep: A New Way of Getting Children to Sleep CD

英語音声版では、男性と女性それぞれののナレーションを聴くことができます。バックン静かな音楽が流れていて、リラックスできそう。子どもにとってはママの声の方がリラックスできるのかもしれないけれど、眠りに入る少し前からこちらをかけ流してみるのも良いかもしれないと思いました。「眠くなったらロジャーのCD」を習慣化できるかな…?

 

▼audible.comでダウンロードできます。少し長めに試聴することができます。 

audibleのレビューは総じて高いですね。

▼iTunesでもダウンロードできます。

The Rabbit Who Wants to Fall Asleep: A New Way of Getting Children to Sleep (Unabridged)

The Rabbit Who Wants to Fall Asleep: A New Way of Getting Children to Sleep (Unabridged)

  • Carl-Johan Forssén Ehrlin
  • キッズ/ヤングアダルト
  • ¥1800
  • provided courtesy of iTunes

 

「おやすみ、ロジャー」が合うかどうかは、それぞれのお子さんごとに違うと思いますし、お子さんの年齢によっても違うと思います。気になる方は、実際に中身を読んでみてから購入するかどうか決めると良いかもしれませんね。

その2:カメで眠る?素敵な寝かしつけグッズ「アクアタートル」

わが家で少し前から愛用中の寝かしつけグッズがCloud b(クラウドビー)アクアタートル。何とも言えない優しいお顔をしたカメさんの背中から、海のような優しい光と、穏やかな音が鳴らせるぬいぐるみです。

 

▼見ているだけで癒される不思議な表情をしています。

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わが家の寝室にはほとんど何も置いていないのでわりと殺風景な感じなのですが、部屋中に青い光がゆらゆら揺らめく様子を見ていると、本当に海の中にもぐっているかのような不思議な感覚に陥りそうになります。

 

▼イメージはこんな感じ。

 

初めてアクアタートルのスイッチを入れてみると、娘は「うわあ、きれいね~」と大喜び!

このカメさんでもすぐに眠ってしまったパパを横目に、娘は青い光をじいっと見つめたり、立ち上がって自分に光を投影して「ちぇぶもきれいね~」と喜んだり… タイマーが切れるまでの23分の間、とにかく楽しそうでした。興奮しているというより、穏やかな感じで部屋の雰囲気を楽しんでいる感じです。使いはじめた夜は結局タイマー3セット目にようやく眠りました…。

翌日はお昼寝の時間にも使用し、夜は2セットぐらいで眠りました。タイマーが切れるとすぐにまた自分でスイッチを入れに起き上がってしまうので、何とか最初のタイマーが切れるまでに眠って欲しいところです(^^;) 

まだまだ寝付くまでの時間は長めですが、興奮してエンドレスになってしまう夜の絵本の読み聞かせよりは穏やかに眠りに入れるような気がします。

 

このアクアタートル、本来は赤ちゃんのねんねトレーニングに使われるものなのだそうですが、幼児でもおやすみの習慣づけができるかもしれませんし、大人も青い光や音に癒されて一日の疲れが取れるかもしれません…。 家族全員、この愛らしいカメさんのことが好きになりました(^-^)

アクアタートル

※パパのレビューはこちら。

ウサギとカメ、どちらで眠る?2歳の娘のファイナルアンサー。

現時点では、おやすみの習慣づけが出来そうということで、カメさん(アクアタートル)に軍配が上がりました。

ウサギとカメの合わせ技を使うと尚良いのかもしれませんが、わが家では当面の間、娘が読みたい絵本とカメさんの合わせ技でいってみようと思います。 

2歳の娘の入眠儀式&大好きなおやすみ絵本

娘が2歳になった今、就寝前の流れとしてはだいたい

  1. おやすみ絵本かどうか関係なく、読んでほしがる絵本を気がすむまで何冊も読む
  2. 眠そうな気配を見せたら毎晩「かめしゃん、ぴっ!」でアクアタートルをON
  3. 大好きなぬいぐるみたちを一体ずつ寝かしつけ(←最近加わった)
  4. 1日にあったことを振り返りながら、家族で一緒にゴロゴロして眠りにつく

… という感じでしょうか。


特に最近加わった「ぬいぐるみをねかしつける」という入眠儀式が長い…。付き合わされる方は大変です。おまけに娘はぬいぐるみだけではなく、その日気に入ったものは何でも一緒に寝かしつけようとするのです。お正月はツムツムの鏡餅と一緒に眠ろうとしていました。

でも、「みんなもう眠ったから、ちぇぶちゃんもねんねだね☆」いう流れに持っていきやすくなりました。

 

最後に、娘が今一番お気に入りのおやすみ絵本「ねんねん ねむねむ おやすみね」を紹介します☆

そういえば、この絵本の帯にも「魔法のような絵本」と書かれていました。娘は主人公の女の子と自分を重ね合わせているようです。

絵本を読みながら、たどたどしいながらも「ねんねん ねむねむ おやすみね☆」と懸命に言おうとする姿がとても可愛いです♡

ねんねん ねむねむ おやすみね

内容紹介
読み聞かせしてもらうと、ねむたくなってきますよ……
そろそろ、ねんねの時間です。遠いどこかの動物たちも、今眠るところ。さぁ、あなたも眠りましょう。
「みんなでいっしょに おやすみね」

出版社からのコメント
詩のようなリズムの心地よい文章で、眠りにつく小さな子供と動物たちを描いた絵本。
「ねむい ねむい」「ねんねん ねむねむ」の繰り返し言葉を聞いていると、気持ちがよくなって寝てしまいそうになります。おやすみ前にぜひ読んであげたい絵本です。

デイヴィッド・ウォーカーさんのイラストが好きで、絵本を少しずつ集めています。

一番読む回数が多いのが「だいすき ぎゅっ ぎゅっ」 。親子で大好きな絵本です。一日の流れを追ったお話なので、おやすみ絵本としても使えます。一日の終わりにお話に出てくるウサギの親子と同じように「だいすき ぎゅっ ぎゅっ」と言いながらスキンシップをばっちりとって眠りにつくことができるので、こちらもおすすめ。

だいすき ぎゅっ ぎゅっ 

▼お昼寝中のちぇぶちゃん。毛布をかけようとすると「いや!」と言われてしまうので、様子を見ながら少しずつ重ねていきます…。

この寝顔を見ると、一日の疲れが吹っ飛びます。今夜も寝かしつけ頑張ろう☆

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