ひっそりと絵本ネタ、続けます。
昨夜の”エンドレス絵本ナイト”の犯人は… この絵本！
りんごはいくつ?
娘が持ってきてくれたのでおやすみ絵本の前に読みはじめましたが、読むたびに本当に楽しそう。読み終えると「ほらもう一度！」と言わんばかりに荒っぽく本をこちらに渡します。(痛いよ…。) それが延々と繰り返され、結局おやすみ絵本までいくことはありませんでした。（結局添い乳でねんね。あぁ。)
（絵本ナビより）
ページにはりんごが５つと大きな５という数字。
しかけをめくると…
５がいつのまにかぞうさんに早変わり、りんごを１つ食べます。
りんごはいくつになったかな。
４の数字にかくれているのは？３の数字には？
めくるたびに思わぬ動物たちが登場して、りんごが１つずつ減っていきます。
とうとう最後にりんごは０になり…！？出てくる数字は５から０まで。
小さな子でも自然に数をおぼえられるボードタイプのしかけ絵本です。
シンプルな内容だけど、数字が動物に変身した時の新鮮な驚き。何度めくってもワクワクします。
これこそしかけ絵本の面白さですよね。この美しいカウンティングブックの作者はよねづゆうすけさん。
ボローニャ国際絵本原画展の入選をきっかけに、海外で先にデビューされた絵本作家さんです。
この作品も海外版ですでに出版されており、ドイツでは教育研究省により「ブックスタート」の本として選定されているそうです。
しかけの楽しさ、絵の可愛らしさ、そしてうっとりするような色彩。
感動する部分は世界共通のようですね。
よねづさんの他のしかけ絵本も、それぞれおすすめしたくなる内容ですよ。（磯崎園子 絵本ナビ編集長）
ちなみに、作者のよねづゆうすけさんのインタビューを見つけました。素敵な絵本をたくさん生み出していらっしゃるのですね！
この「りんごはいくつ？」、めくるしかけがあったり色づかいが綺麗だったり、娘が好きな要素がつまっているのですが… 正直どう読んであげればいいのか、いまだに悩んでいる私。
５つのりんごを次から次へと動物が「ぱくっ」、最後は… というお話で、りんごが１つずつ「減って」いくのです。いくら娘が最近数に興味を示しはじめたとはいえ、「減る」という概念はまだわからないのでは… と思ってしまうのですが、５とか４とか、「数のかたち」を見るのが面白いのかもしれないので、今のところそのまま読んでいます。
調べてみたら、出版社によるこんなページを見つけました。
読み聞かせのコツ 第１０回 「りんごはいくつ？」の場合 | 講談社絵本通信
おはなしが進むにつれて数が減っていくカウントダウンの楽しさがあるので、小学校低学年のこどもたちにも人気であります。数のわからない幼い年齢でも、かくれんぼを探す絵本として楽しめるので、幅広く読むことができる絵本です。
（ 読み聞かせのコツ 第１０回 「りんごはいくつ？」の場合）
なるほど。娘のようにまだ小さい月齢の場合は「かくれんぼを探す絵本」として楽しめるのですね。少し意識してみよう。
よねづさんの絵本もいろいろ探してみました。いっぱいありますね。
かく かく しかく (講談社の幼児えほん)
まる まる まんまる (講談社の幼児えほん)
ぴたっ! (講談社の幼児えほん)
にじいろカメレオン (講談社の幼児えほん)
のりもの つみき (講談社の幼児えほん)
… 他にも気になる絵本がたくさん。一体どんなしかけがあるのかな？
残念ながら近所の図書館にはよねづさんの絵本をほとんど置いていないので、娘と一緒に本屋さんに行っていろいろチェックしてこようと思います。
おまけ
最近は寝かしつけタイムにこの絵本を追加してみました。いしづちひろさんの最新刊です。
おやすみ～ (はじめてであうえほんシリーズ)
内容紹介
赤ちゃんが身の回りのものに「おやすみ~」と語りかける表情を絵本にしました。とっても幸せな気持ちになれる一冊です。
内容（「BOOK」データベースより）
おやこでいっしょにおやすみ~。しあわせいっぱい、赤ちゃん絵本。
さて、今夜はどうなることやら。
