わが家の2歳の娘・ちぇぶちゃんは「かず」が大好き。
目にした数字を読み上げるのも好きですが、グズった時など、何かを数えると落ち着くようなので、以前購入してもはや置物のようになっていた百玉そろばんを再び出してみることに…。今度は一緒に1から20まで玉を動かしながら一つずつ数えたり、逆から数えたり、英語で数えてみたり、いわゆる「数唱ごっこ」のようなことを始めてみました。
もちろん、数唱だけではなく、娘は百玉そろばんの玉を小さな指でつまんで左右に動かすだけでも楽しそう。ぶんぶん荒っぽく振って遊んでも、良い音がするので楽しめます♪
少し成長したのか、最近興味深そうに百玉そろばんで遊び始めたので、ずっと気になっていたVoila(ボイラ)の レインボーアバカスを思い切って購入してみました。大きさといい、色といい、Mashaがほぼ一目惚れしていたものです。他のそろばんと比べると少しお値段はしますが、これから小学生になるまで長いこと使えるものなので、「数に並々ならぬ興味を示している今でしょ!」と思い、購入を決めました。
Voila(ボイラ)の レインボーアバカスが素敵。
レインボーアバカスはとても大きいので、通販を利用しました。すぐに巨大な箱が送られてきました。ワクワク…。
箱を見るだけでもときめきます。
惚れ惚れしてしまう美しさ。部屋にどーんと置いてみても違和感がありません。そしてやはり大きい!これだけ大きければ、来年生まれてくる弟か妹と一緒に並んで遊べます。将来の姿をちょっと想像してほっこりしてしまいました。
今まで遊んでいたWOODYPUDDYさんの百玉そろばんと並べてみました。ボイラのそろばん、やはり大きいですね。
先日、パパから(私に)サプライズプレゼントしてもらったディズニー アニメーターコレクションドールのオーロラ姫と一緒に並べてみました。(百玉そろばんのサイズ:高42.5×横12×奥41cm)
玉がとても大きいので、小さな子どもの手でも扱いやすそうです。
木の角が面取りされているので触っても痛くありません。
倒して遊ぶこともできます。安定度が増して、良い感じ。
娘はレインボーアバカスの美しい「いろ」に目がいったようで、「あか~ 1, 2, 3...」「ぴんく!1, 2, 3...」などと自由に遊んでいます。色あそびの要素もあって、なかなか良い感じです♪
ボイラ レインボーアバカス
プチ情報ですが、Voilaの総代理店のエデュテさんで購入すると、百玉そろばんの取扱い説明書がいただけるそうです。
10段のカラフルなそろばん。1段に10個のそろばん玉がセットされており、合計100個のそろばん玉を使うことができます。そろばん玉をスライドさせて数の数え方を学んだり、100までの足し算や引き算、掛け算や割り算もできます。立てても寝かせても使える優れもの!
百玉そろばんの使い方を調べてみました。
今は本格的なそろばんとしてではなく触れたり振ったりして遊んで楽しんでいますが、今後どのように百玉そろばんで遊びを発展させていけば良いのか、そして百玉そろばんを使うとどんなメリットがあるのかなど、少し調べてみました。
1.「数唱」~ 数字の概念を理解
- 全部の玉を左に寄せる。
- 1段目の玉を1つずつ「いち、に、さん… じゅう」と数えながら右に寄せていく。
- 10まで数えられるようになったら、2段目・3段目と増やしていく。
- 最初はゆっくり、慣れてきたらスピードアップしたり、100から1まで逆にかぞえたりする。
数唱は数の概念の理解にとても役立ちます。
50という数がどのくらいの量なのかとか、10の集まりが10個で100になる、といった数の認識も養われるそうです。
2.「5飛びで玉を動かす」 ~ 時計の読み方が上手になる。
- 全部の玉を左に寄せる。
- 1段目の玉から「ご、じゅう、じゅうご…」と数えながら右に寄せていく
- 100まで数える。
とくに5飛びをしっかり行うと、時計の針の読み方が上手になるそうです。
- 5飛びに慣れたら、2飛び・3飛び・4飛びを練習してみる。
2飛び→ 2, 4, 6, 8, 10, 12, 14, 16, 18
3飛び→ 3, 6, 9, 12, 15, 18, 21, 24, 27
4飛び→ 4, 8, 12, 16, 20, 24, 28, 32, 36
ということで、掛け算の九九が頭に入る。それも単なる暗記ではなく、実際の数として認識されているので非常に地頭力がつくそうです。
3. 数の合成・分解 ~ 足し算・引き算の概念を理解
- 玉を写真のように配列する。
(全部の玉を右に寄せ、1段目は1つだけ、2段目は2つだけ、3段目は3つだけ左に動かしていく... 10段目は10個すべて左に動かす。階段のような段々ができるという状態)
- 1段目から「1と9で10」と声に出しながら玉を中央に寄せる。(合成)
- 2段目は「2と8で10」、3段目は「3と7で10」... と10段目まで合成する。
- 中央に集まった玉を今度は「10は1と9、「10は2と8」... と読み上げながら、玉を左右に移動する。(分解)
- 10に慣れたら5の合成・分解、6の合成・分解... と難易度を上げていく。
▼百玉そろばんを傾けて、豪快に玉を左に寄せる娘ちゃん。こんな遊びもまた楽しいですね♪
2. の「5飛び」に初めてにトライする場合は、わが家で現在も活躍中のウッディプッディさんの100玉そろばんのように、5個ごとに色が分かれているタイプの方がやりやすいかもしれません。
百玉そろばん かぞえてあそぼう
娘の百玉そろばんデビューには、先に購入して遊んでいたRING10と色合いが似ていたので、同じくWOODYPUDDYさんのものを選びました。こちらもまだまだ遊べそうです。
▼百玉そろばんの使い方ガイドや、練習帳のようなものもあるようです。いつか使えるかな?
100玉そろばん「かずのれんしゅうちょう」
百玉そろばんは、100個の玉が数そのものを表します。玉を動かしながら数を数えたり、計算をしたりしますので、数の概念や計算する力を育てるのにとても効果的です。 百玉そろばんとこの問題集を使って、ぜひ数に慣れ親しみ、数に対する豊かなイメージと、鋭い感覚を身に付けてください。
▼上の「れんしゅうちょう」と、トモエ算盤さんの100玉そろばんがセットになったものもあります。
ちなみにMashaは、今後の参考にするためにTOSSさんの百玉そろばんの冊子を読んでみることにしました。
「TOSS子ども百玉そろばんスキル①きそきほん編」
:順唱、数の合成・分解、足し算・引き算(繰り上がり、繰り下がりなし)
児童用のテキスト基礎編。
百玉そろばんの使い方、足し算、引き算、合成分解まで
玉のはじき方が丁寧に解説されています。B5判40ページ。2色刷り。
百玉そろばんを子どもが一人でも進められるように作られたテキストです。
<きそきほん編>は、百玉そろばんの置き方から始まり、何と言いながら玉を動かすのか、どの方向にどのように玉を動かすのかなど、基本動作がイラスト付きで書かれており、先生にはもちろん、保護者の方にもお勧めのスキルです。
子ども百玉そろばんスキル 基礎編【ゆうメール対応可】:TOSSオリジナル教材
「TOSS子ども百玉そろばんスキル②おうよう編」
:足し算・引き算(繰り上がり、繰り下がりあり)、その他、飛び数の応用など
百玉そろばんの児童用テキスト応用編。
百玉そろばんの使い方、くりあがりのある足し算、くりさがりのある引き算、3とび、4とびなど玉のはじき方が丁寧に解説されています。
B5判40ページ。2色刷り。
百玉そろばんを子どもが一人でも進められるように作られたテキストです。
<おうよう編>は、たし算・ひき算・合成分解まで玉のはじき方がわかります。
実際に問題を解く「チャレンジコーナー」という課題も用意されており、楽しく学習していくうちに数の概念が身につきます。
子ども百玉そろばんスキル 応用編【ゆうメール対応可】:TOSSオリジナル教材
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1歳後半、娘に「かず」のブームが訪れたころの取り組みについてはこちらにまとめました。最近の取り組みについては、いずれまとめてみますね。