新米ママ&パパ、2歳の娘と一緒に図鑑選びを始めました。
少し前から、2歳の娘ちぇぶちゃんと一緒に楽しめる図鑑をいろいろ探しています。
▼娘が3歳になってからの図鑑選びについて、こちらにまとめました。
4月からややフライングでZ会の年少コースをはじめて以来、親子でお散歩をする時に見かける草花や見上げた空の様子などに今までより注意を向けるようになりました。そこで、「まずは花や植物の図鑑から」と思って調べ始めたところ、小学館や講談社、学研の図鑑などどれも内容が充実していたり、DVD付きのものなどもあったり、種類がいろいろあり過ぎて決めかねてしまい先延ばしに…。絵本同様、どんな図鑑があるのか、どんな中身なのか調べて悩む時間はとても楽しいのですが、娘がいつでも手に取って眺められるようにしないと意味はないですよね(^^;)
そんな時、まさに図鑑選びのヒントになりそうな本を見つけました。
『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』
頭がいい子になるかどうか…それは家庭環境がカギ!
家族が一緒に過ごすリビングに「辞書」「地図」「図鑑」の知的アイテムを置き、ふだんから慣れ親しむことで、後々の学力に大きな差がつく!
どういう辞書・地図・図鑑を選べばいいのか、どうしたら効果的に使えるのか。「中学受験のプロ」として個別指導教室代表を務める著者が、学力向上につながる家庭環境のつくり方を具体的に余すところなく解説。
置くだけで賢くなる厳選本やアイテム117点も紹介。
この本は今まだ読み進めている途中なのですが、子どもの成長に合わせてどんな図鑑を選んでいけばよいのか、そして選んだ図鑑を親子でどのように使っていけばいいのかなど、多くのヒントが得られそうな内容です。
特に、図鑑は「本人の興味のおもむくままに選ぶ」ということと、「少しずつステップアップを踏んで図鑑の世界へ入っていく」ということは、図鑑選びの基準として自分が漠然とイメージしていたことと同じだったので安心しました。
図鑑以外にも辞書や地図のことも詳しく書かれているので、こちらも合わせて近々レビューしたいです。
ちなみにこの本、図鑑については「慣れる」「楽しむ」「深める」の3ステップに分けて、オススメの図鑑や絵本を挙げながら説明されています。
さらに、1~2歳などの小さな子ども向けには最初のステップの本すら難しいこともあるだろうということで、小さい子向けの本のなかから「これも図鑑の一種」といえる本を紹介されています。
読み聞かせで楽しみながら、「世界には楽しいこと、すばらしいものがいろいろあるんだ」と子どもに自然と気づかせることができます。それこそが自然科学への入り口なのです。
その中に、わが家にある本もいくつか紹介されていました。
0さい~4さいこどもずかん 英語つき
『こどもずかんシリーズ』は名前もずばり「ずかん」ですが、ここに並んだ「もの+名前」は知識を広げていくための情報の基本。図鑑のしくみも根本的には同じ。
1,2,3どうぶつえんへ
ボードブックもありますね。
数の概念や足し算を学べる絵本。
やさいさん
野菜や果物が主人公の絵本では、その形状や成り方を知ることができます。
1から100までのえほん
(他にもいろいろ紹介されています。)
この後、楽しみながら図鑑の世界に入っていくための各ステップごとに詳しい解説が書かれています。少しだけメモしておきます。
1.「慣れる」~ まずは絵本から。
娘はまだ2歳なので、この最初のステップからゆっくりすすめていくのが良さそうです。
「おもしろい!」と思ってくれる本かどうかがポイント。このステップでは親のかかわりが特に不可欠。
ということで、読み聞かせてあげる感覚で、楽しみながら読んでいきたい自然科学系の本が紹介されています。ここには知らなかった絵本がたくさん載っていて、どれも娘に読んであげたいと思ったので早速いくつか図書館で予約してみました。
のりもの 改訂版 (はじめてののりもの絵本)
さわって学べる算数図鑑
パパが興味津々!
仕掛絵本図鑑 動物の見ている世界
星の王子さまとめぐる 星ぼしの旅
他にも興味深い絵本や図鑑がいろいろ紹介されています。
2.「楽しむ」~ 図鑑を遊びつくす。
自然科学の世界に慣れてきたら、次はいよいよ本格的に図鑑と親しむ「楽しむ」のステップ。
ということで、
①見比べる楽しさ満載「ザ・図鑑タイプ」~ 『学研LIVE』『講談社MOVE』『小学館NEO』など。ポケット図鑑についてのコラムあり。
②身近な疑問で興味が湧く「Q&Aタイプ」~『よのなかの図鑑』『からだふしぎ図鑑』など
③見応えたっぷり「ビジュアル大事典」タイプ~『ZOOM大図鑑』『こども大図鑑』など
に分けて詳しく解説されています。
3.「深める」~ いよいよ物知り博士に
図鑑のおもしろさがわかって、好きなジャンルもはっきりしてくると、子どもは自分からどんどん図鑑を開いて読み始めるようになる。ここまできたら、もう一歩踏み込んだ図鑑にも手を伸ばしてみましょう。
ということで、大人向けの図鑑など親も一緒に楽しめそうな図鑑がたくさん紹介されています。
まだ図鑑に触れたことがない子どもに対して親にできる最初のかかわりはたくさんの図鑑を実際に見せてあげることという記述を読んで、パパが休みの日やママが体調の良い日には少しの時間だけでも家族で図書館や書店をハシゴしてみることにしました。
また「最近の子どもの関心を見逃さない」ということで、本に書いてあった"子どもの心が動いた→そこへ図鑑を放り込む!"という流れを参考にして今後お図鑑を選んでいくことに決めました。
▼絵本ナビで著者のインタビューを読むことができます。
2歳の娘が読みたがった図鑑 ~『あそびのおうさまずかん』シリーズ
書店ではいつも通り図鑑より絵本のコーナーに行きたがる娘でしたが、先日私が図鑑のコーナーでいろいろな図鑑を開いて眺めていたところ、娘が横でしきりに「たべものとって!」と言ってきます。「たべもの?何の話だろう」と思ってあたりを見回すと、目の前に棚差しされていた一冊の図鑑のタイトルが娘の言う『たべもの』だということに気づきました。
他の図鑑よりは薄く、どちらかというと絵本に近いような装丁の本なのですが、タイトルはズバリ『あそびのおうさまずかん たべもの』。上に挙げた本の中には紹介されておらず、まだ開いたことのないシリーズでした。
たべもの 増補改訂 (あそびのおうさまずかん)
ご飯は田んぼでつくられた稲からできることを知らない子ども、切り身の魚の元の姿を知らない子どもが結構います。毎日の食事で口にする、様々な食べ物とその原料を紹介したのがこの図鑑。巻頭には、「なにからできている?」を問う食べ物クイズを掲載。
内容(「BOOK」データベースより)
たのしくたべておおきくなあれ!おこめ、おさかな、おにく…食べもののことがまるごとわかる!3~7歳児向け。
娘に「○○とって!」と言われて嬉しくなったので、早速その場で一緒に眺めてみることにしました。
▼ちぇぶちゃんは特にこのケーキのページにくぎ付け。おままごとと連動して、理解が深まりそうです。
パパのリードに合わせて、娘も楽しそうにいろいろな食べ物の名前を読み上げています。その間にママは急いでこのシリーズについて出来る限りのことを調べてみました。
『あそびのおうさまずかん』は学研さんによる図鑑シリーズ(対象年齢は3~7歳となっています)で、最近ぞくぞくと増補改訂版が出されているようです。古い版も含めてAmazonのレビューも比較的良いものが多く、いろいろなサイトをざっと見た感じ、共通のオススメポイントは以下のもの。
(※矢印以降はMashaがその場で図鑑を開いて受けた印象です。)
- 何より軽く、薄い → 小さな子どもでも持ちやすい
- 写真が大きい、豊富 → 娘の目を引きそうな写真が多い
- 文字が「ひらがな・カタカナ」のみで書かれている → 文字が読めるようになってきたので、自分で読んでみようという気になるかも!
- 身近なものがたくさん載っている → 子どもの行動範囲は案外狭いので、気になったものをすぐ確認できることは重要なポイントかも。
- お話のページがある → 子どもといっしょに読める、お話のあるページや「〇〇を探してみよう!」といったページがあり、読み聞かせ感覚で楽しめそう
- 小さい子でも興味が持てる工夫が随所にある
- 小学校まで大活躍する → 最近出た増補改訂版では、クイズのページが加えられている
- 価格もお手ごろ → 絵本1冊分ほどの価格。図鑑の導入に良さそう
▼学研の図鑑くらぶ
あそびのおうさまずかん | ぴったりの図鑑をさがせる図鑑のポータルサイト 学研の図鑑くらぶ
▼その他、参考にした記事をいくつか
うちの子がすきな絵本[15]我が家のファースト図鑑・小学校まで大活躍『あそびのおうさまずかん』シリーズ(前編):Cheers! mama [チアーズ ママ] [チアママ]
「あそびのおうさまずかん」のおすすめポイント4つ
初めての図鑑に!幼児にぴったりの「あそびのおうさまずかん」の魅力 | Conobie[コノビー]
娘はパパと一緒にかなり長いこと集中して読んでいたので、この日は『たべもの』を購入して帰りました。読んでいる間、なんと娘の「パパいやなの!」が見られませんでした。(赤ちゃんがえり中でママべったりのちぇぶちゃん、最近は絵本もすべて「ママがよむの!」という感じなのです…。)「これはチャンスかも!」ということで、図鑑読みは当面パパの担当にしてみようかという話になりました。
絵本のように楽しめる『あそびのおうさまずかん』の効果かどうかわかりませんが、娘の「パパいや!」も少しずつ落ち着いてきているように見えます(^-^) その後も毎日のようにパパと一緒に『たべもの』を読んでいるのですが、なぜかいつも眠る前に読んで欲しがるのでなかなか寝かしつけがすすみません…。
娘が『たべもの』を毎日楽しそうに読んでいるので、書店で内容を見て素晴らしいと感じた以下の2冊を後日追加購入しました。ミニサイズではありませんが、軽いのでお散歩時に持ち歩くことができて重宝しています。
ただ、娘によるとこの2冊はどうやらママが読まないといけないようです…(^^;)
そら 増補改訂 (あそびのおうさまずかん)
いろいろな種類の雲、落雷のようす、台風や夕焼け、月や星など、さまざまな空の表情を美しいカラー写真で紹介します。鳥や飛行機などの図鑑ページも入った盛りだくさんの内容です。増補改訂にあたって、巻頭に、空にまつわる楽しいクイズを追加しました!
内容(「BOOK」データベースより)
そらをみあげるとふしぎがいっぱい!くも、あめ、ゆうやけ、とり、つき、たいよう、ひこうき、ロケット。3~7歳児向け。
くさばな 増補改訂 (あそびのおうさまずかん)
季節ごとに野山、花壇、そして木に咲く草花を紹介。緻密で美しいイラストと写真が満載。巻頭に草花クイズも追加している。草花の豆知識やひみつ、草花あそびや、花言葉のページもあり、知識とあそびが詰まった図鑑。
内容(「BOOK」データベースより)
「これなあに?」「どうして?」にこたえるはじめてのずかん。ずかんをかかえて探しにいこう!くさばなやあそびやはなことばがいっぱい!3~7歳児向け。
シリーズの他の図鑑も少しずつ揃えたいなぁ。
▼これは娘のリクエスト。
どうぶつ 増補改訂 (あそびのおうさまずかん)
からだ 増補改訂 (あそびのおうさまずかん)
のりもの 増補改訂 (あそびのおうさまずかん)
親子で『あそびのおうさまずかん』を楽しみながら娘の様子や反応を見て、今後少しずつ娘の関心や成長に合った図鑑や絵本を買い足していこうと思います。
おまけ・図鑑選びのヒントになりそうな本
最後に、Mashaが今読んでいる図鑑に関する子育て本を載せておきますね。どちらも今後の図鑑選びの参考になりそうです。
親子で楽しむ! 頭がいい子の図鑑の読み方・使い方
3歳頃から小・中学生まで、図鑑を楽しむ工夫が満載!お子さんの成長に合わせたピッタリの図鑑が見つかる。
【担当編集者のコメント】 子どもはいつも「なぜ?」と思っています。
これは、頭をよくするための大切な、大切な宝物。こんな子どもの「フシギ」が、 図鑑を使うと、「知識」と「好奇心」に変わっていくのです。図鑑を読めば読むほど、どんどん吸収する「やわらか頭」に。
「なぜ?」が「知識」に変わっていくのを繰り返すことで、 じっくり考える力を養ってくれるのです。「漢字検定4級に受かったよ(6歳)」
「自分で“くさい生きもの図鑑"をつくっちゃった(5歳)」
「知ってる? パンダの赤ちゃんって、わたしのてのひらより小さいの(3歳)」これは、親野先生のもとに届いた 図鑑を活用している子どもたちの声です。あなたのお子さんにも、 「知識」のタネをまいてあげませんか?
16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」に育てる究極のコツ
本書は、16万人の脳のMRI画像を解析・研究してきた瀧靖之先生による、脳の力を最大限に伸ばす子育ての本です。世界最先端の脳研究から、「ぐんぐん伸びる子」と「そうでない子」の差が見えてきました。「頭のいい子」「能力の高い子」は皆、好奇心のレベルが他の子どもより高いのです。
好奇心を伸ばすコツは、たったの3つ。「秘密道具1 図鑑」「秘密道具2 虫とり網」「秘密道具3 ピアノなどの楽器」を子供の成長に合わせて取り入れていくことで、その子は学ぶことや知ることがもっと大好きになり、脳はみるみる賢く育っていきます。さらに脳の発達に合わせた習い事で、芸術的センスや運動能力・語学力も伸びやすくなります。
そんな、科学に基づいた子育て法ですが、瀧先生ご自身も、その方法で息子さんを育てている真っ最中。自身の体験の中で編み出した、脳にいい習慣の取り入れ方のアイデアも満載です。 そんな「脳医学者の子育ての知恵」をあなたの家庭でも取り入れてみませんか?
皆さまおすすめの図鑑などありましたら、是非教えてくださいね♪
※関連記事
お花や植物の図鑑について、気になるものをいろいろメモしてみました。