今日はお昼過ぎに突然お腹を壊してしまい、限界を感じトイレに駆け込んだのですが… 当然のように追いかけてきてトイレットペーパーで遊んでいた娘、飽きたのか突然トイレから出ていってしまいました。「どうしよう、でも今すぐには出られないし…」と焦ったその時、娘がストローマグを手にダッシュで戻ってくるではありませんか!私が痛みで苦しんでいる前で娘がお茶をしてくつろいでいるという、何ともシュールな時間を過ごしてしまいました。
娘の「あか・くろ・しろ」絵本ブーム再び。
最近、娘が新生児の頃に見せたり読み聞かせていた絵本を持ってくることがあります。時にはひとりでじいっと眺めていることも。何か思い出したのかな?なんて勝手に想像したりして…。
その中でも一番開いている絵本はこの"Art baby"というシリーズのHearts and Starsという絵本。絵本と言っても、字はありません。いろいろな大きさのハート♡や星☆、丸◎が綺麗に並んでいるもので、白黒ベースに赤、ピンク、青や黄色が差し色として加えられている絵本です。娘が生まれてまもない頃から枕元に置いてありました。
Hearts and Stars (Art baby)
この表紙のようなページが続く、分厚めのボードブック。文字はありません。
最近はこの絵本が好きすぎて食べてしまう勢い… ページはしっかりしていますが、紙質のせいか、舐めたところが剥げてきてしまっています。
Spots and Dots (Art baby)
娘には今まで、この絵本ブームの時期が2回ほどありました。下の写真は8か月を過ぎたころのもの。本当に、じいっと眺めているのです。
1歳5か月の今は、私がページをめくるたびに声を出しながら模様を指差してくれます。楽しみ方が少し変わってきました。
赤ちゃんの洋書デビューにもおすすめの「あか・くろ・しろ」絵本たち
妊娠がわかってから、赤ちゃんに読み聞かせる絵本について調べていろいろ揃え始めました。生後すぐの赤ちゃんにはどうやら白黒、そして赤色に興味を示すらしいということを知り、まずはそこから入ろうと思いました。
白黒絵本については知育玩具メーカー・エデュテさんの記事など、
そして赤黒白絵本については、ハッピーチャイルドさんの記事などを参考にしながらいくつか選んでいきました。
生後から1歳までの赤ちゃんは、お母さんの顔やまわりの風景が、どれくらいはっきり見えているかご存知ですか?
実は、この時期の赤ちゃんの視覚は未発達であり、殺風景でぼんやりとした世界しか見えていないのです。そんな赤ちゃんでも、ある特定の配色や図柄、絵柄については、明確に認知することができるという事が研究によってわかってきました。
研究によると、この時期の赤ちゃんは、白黒のようにコントラストの高い配色や、人の顔、幾何学模様を好みます。他の絵柄に比べ、こうした絵柄に赤ちゃんは高い興味を示す事がわかりました。すなはち、こうした絵柄によって、より高い視覚刺激を受けているといえます。この視覚刺激は、視覚だけに留まらず、他の脳神経系の発達にも繋がっています。
このような研究結果や学術知見を基に、ハッピーチャイルドが独自に、赤ちゃんがより好む絵柄や配色のパターンを見つけ出しました。それは、白黒に赤を足した3色の配色でした。また、○や△や□を合わせて作ったシンプルな顔の絵や、幾何学模様です。さらに、こうした特長を持った様々な図柄の中から、実際に赤ちゃんがより興味を示した絵柄を選びました。これらは、赤ちゃんの視覚を刺激し、それによって赤ちゃんは豊かに反応します。これを「白黒赤理論」と呼んでいます。この「白黒赤理論」を基に「対話読み聞かせ」「特別な体験」を取り入れることで、0から1歳の赤ちゃんにとって、最も重要な「五感」「認知」「言語」「運動」の発達を促し、良好な母子関係を自然な形で形成する事ができます。
そして、いくつかの赤黒白絵本を退院後あたりから娘に見せたり枕元のそばに置いたり、たまに読んで聞かせたりしていました。
今日はそんな絵本たちの中から洋書のみご紹介します。
文字がほとんどないものや、あっても文字数の少ないものばかりなので、赤ちゃんの洋書デビューにもおススメです。
A Different Story
上記エデュテさんの記事で紹介されている元祖白黒絵本。アコーディオン状になっています。娘は今でもたまにびろ~んと広げて眺めています。
<芸能人パパも愛用>赤ちゃんがはじめて読む白黒絵本【a different story】
Look! Look!
Amazonで白黒絵本を探しているときに偶然出会ったボードブック。赤が加わると印象が変わりますね。娘は表紙のくっきりしたお顔の絵が好きみたいです。文字数は少なめ。
Black & White
こちらもアコーディオン状の絵本です。文字はありません。広げておいてもよし、絵本のようにめくって読み聞かせに使うこともできます。娘がねんねの頃から枕元に広げて置いたりしていました。最近よく眺めています。
他に同じ著者によるものをいくつか。
White on Black
Black on White
Who Are They?
白ベースの絵本に赤色が加わっていますね。
What Is That?
こちらは黒ベースに赤色。上の絵本とは印象が違いますね。
わが家にはA Different StoryとBlack & Whiteがあるので他の白黒絵本は買いませんでした。生まれてからわかったことではありますが、娘はわりと小さな頃から白黒絵本よりも赤色が加わった絵本やArt babyのシリーズのように白黒プラスアルファの絵本を好んで眺めているので、もし将来2人目が生まれることがあれば赤黒白絵本か更に色が加えられている絵本をあと数冊買ってもいいかな?と思っています。
黒のようにコントラストの高い配色や、人の顔、幾何学模様を好むというのは、わが娘に関しては本当のことだったようです。この不思議な赤黒白の絵本が、いつもそばに絵本がある生活、そして絵本の世界にすっと入っていくきっかけになったかもしれません。
この次は国内で出版されているあか・くろ・しろの絵本について書いてみようと思います。