娘には小さいうちから多言語に触れさせてあげたいという思いで、妊娠中からいろんな国の素敵な映像を探して集めるのが最近の楽しみになっています。(この「いつか娘に見せるものリスト」、実は自分が見たいものばかりなのですが ^^)
1歳半の今は、約5分から10分ほどの短めのアニメを選んでちょこちょこ見せています。とはいえ、やみくもに見せるのではなく「言葉がわからなくても楽しめる」、つまり「赤ちゃんでも楽しめる(のではないか)」ということを一つの基準にして選ぶと、見せられるものは限られてきます。興味深いことに、こちらがそう判断した作品を見せてみると、それがどんな言語のものでも娘は何度も楽しそうに見ています。
最近、とっておきの「リスト」の中から新米ママお気に入りの「ロシア版くまのプーさん(Винни-Пух)」を娘と一緒に見てみました。もちろん言葉がわかった方が楽しめるのかもしれませんが、ビジュアルだけでもいける!と判断。
ちょっとタヌキ風のくまのプーさん。絵本のような美しい背景。登場人物たちの絶妙なやり取り…。とにかく大好きな作品の一つです。
そんなロシア版くまのプーさんですが、A・A・ミルンさんの原作と比べても、ディズニー版くまのプーさんと比べても、いろいろ楽しめますよ。
▼少し前の記事ですが、概略がつかめます。
英語ですが、こんな興味深い記事も。
さて娘の反応やいかに…!?
今日は第一話から娘の反応が良かったシーンをほんの少しだけ紹介します。
くま(こぐま)の名前は"ヴィーニ・プーフ"
ナレーションの後、プーさん登場。このとぼけた感じの顔!何と、娘はこの瞬間からプーさんに魅せられたみたい!嬉しそうな顔をして、両手でプーさんを指さしました。両手ですよ…? 完全にプーさんの虜♡
ディズニー版くまのプーさんとは似ても似つかない風貌で「本当に熊なの?」と言いたくなるかもしれませんが、とにかく丸っこくて可愛らしいくまさんです。
そういえば娘、同じロシアアニメの「マーシャと熊」のくまさんも大好きなのです。プーさんとは全然似てませんけど、くまが好きなのかしら?
プーさんは「僕って詩心あるかも♪」と歌いながら陽気に歩き出します。娘はここで大爆笑!まさか「タヌキみたいなクマだ」と思って笑ったわけではないでしょうが、ユーモラスな動きがツボにはまったようです。一緒に飛び跳ねながら、満面の笑みでこの愛すべきプーさんを見つめていました。
「何故この世にはハチミツがあるのか? 僕が食べるためだ! そう思う!」と自問自答するところ。ロシア版のプーさんはまるで哲学者のようです。
この後、お友達の子ブタのピタチョークも登場してコミカルなやり取りが続きます。
お話のラストには、ハチミツを求めて風船で浮かんでいたプーさんがピタチョークに風船を割らせて落ちてくるシーンがあります。
娘は何かが落ちてくるシーンを見たり、実際に目の前でモノを落としたりするとよく笑うのですが、ここでもやはり爆笑!大ウケでした。
テレビの大画面で見ると、プーさん見たさにどうしてもテレビに近づいてしまう娘。最近はプーさん目当てにリモコンを持ってくるように… 中毒性があるというか、なかなか危険な(?!)アニメです ^^
Youtubeですべてのお話を見ることができます。今回改めて探してみたら、何と日本語字幕付きのビデオを見つけてしまいました。ロシア版プーさんにイマイチ乗り気でなかった旦那ちゃんに見せてみたら、少し気が変わったようです。(気を変えさせたのは何よりも楽しそうに見ている娘かもしれませんが…。)全三話すべて字幕を付けてくださっているのがありがたいです。
一気に楽しみたい方はこちらがおススメ。字幕はありませんが、画像が比較的綺麗で見やすいです。
あまりにプーさんが気に入ったようなので、プーさんの絵本も取り寄せてみました。「プーさんと一緒にロシア語のアルファベットを学ぼう」というボードブックなのですが、文字の形に興味津々の娘はキリル文字も楽しそうに見ています。
おまけ・今日の絵本「Winnie-Puuh i vse-vse-vse」
娘がまさに大喜びするシーンがそのまま表紙になっている本を発見!早速AmazonUKで注文してしまいました。
夜中に体調が更に悪化し、一時はどうなることかと思いました。一夜明けて、どうにか復活。今度こそ良くなるいいのですが…。今夜も娘と一緒にプーさんを見て元気を出そうっと♪