前回の記事で紹介したムックには、0~3歳児向けのデュプロの遊び方が紹介されていました。
いい機会なので、ここで最近の娘ちゃんのデュプロの遊び方の変化についてまとめておこうと思います。今回は特にここ数か月で随分遊び方が変わってきた「基礎板」を使ったブロック遊びについて。この基礎板、地味な存在ですが1歳児でもこれを使ってそれなりに遊べることがわかりました。
レゴデュプロについていろいろ調べていた時、「基礎板があると遊びがひろがる」ということをあちこちで読んだのですが、1歳になりたての娘を前にしてどうもピンと来なかった新米パパ&ママ。基礎板は揃えましたが、まずは手ごろなセットを使って、ブロックに触れること自体に慣れてもらうことにしました。
娘ちゃんがブロックに興味を持ち始めてちょくちょく触って遊ぶようになったところで、いよいよ基礎板の登場です。
基礎板を使った遊び方の変化
1歳2か月頃~
1歳2か月の後半あたりで娘ちゃんはデュプロデビュー。この時はまだ基礎板は使っていません。親はこの頃、デュプロや基礎板を使った遊び方の研究(!?)をしていました。
1歳4か月頃~
最初は、親が基礎板にデュプロのお花のブロックをたくさんくっつけて「お花摘み」をしました。ポンポン外せる感触が気持ちよかったのか、結構ハマっていました。
慣れてきたところで、お花だけでなくデュプロのお人形や動物、小さな手でも外しやすそうなブロックを選んで、適当にくっつけて置いておくようにしました。すると、お花と同じようにポンポン外して遊ぶようになりました。
基礎板を使って遊ぶのはその程度で、どちらかというと手持ちのセットのおうちやお城をアレンジしたり、電車や車などを動かして遊ぶことが多かったです。
片づけついでに、動物をたくさんくっつけて動物園ごっこをしたり、お人形を並べてみたり、親が基礎板にいろんなブロックをくっつけていくところを見せたりしていました。
※参考記事 新米パパのブログより。
1歳6か月頃~
数か月前に、ちょっとした変化が起きました。ふと基礎板を見ると、ママやパパがつけた覚えのないブロックがちょこちょこくっついていることに気づいたのです。不思議に思って「これパパがつけたの?」「いや、違うよ?」「じゃあ誰がつけたの?」なんていう会話をすることが増えてきました。
そう、いつの間にか娘ちゃんが自分で基礎板にブロックをくっつけて遊び出すようになっていたのですね。
本当に意外な組み合わせのブロックがいきなりちょこんとくっついていて、娘の作品を見つけるのが毎日ちょっとした楽しみになっていました。
1歳8か月頃~
「基礎板にブロックをくっつける」という動作は、大きなデュプロブロックといえども1歳児にはちょっと難しいのではないか… と思っていました。実際娘ちゃんは、ブロックやお人形が基礎板にうまくハマらずにイライラして泣いたり怒ったりすることもありました。
でも最近はイライラしてもすぐに怒ったり諦めたりすることなく、ちょっとずらしたり角度を変えてみたり、自分なりに試行錯誤をするようになりました。(それでもできないと泣くこともありますが…。)親として、最近は特にこの精神面での成長を感じます。
基礎板に凝縮された娘ちゃんの世界観
最近の娘ちゃん(1歳9か月)が作り上げたものの中でも可愛らしいなぁと思ったのがこちら。
楽しそうにブロックを積み上げている姿を見ていると、娘ちゃんなりに何かストーリーのようなものがあるのでしょうね。
できあがった作品をもとに、娘といろいろなお話をしながら遊ぶようにしています。
娘ちゃんは馬やぞうさんやイスにお人形をのせてあげるのがブームのようで、基礎板だけでなく、床やテーブルの上などにもよくお馬さん達を並べています。
ここには馬やぞうさんがやけに密集して並べられています。こう見えても結構難易度高めじゃないかな?(親バカですね。)
ブロックを「積み上げる」動作も上手になってきました。一番上にお人形をのっけているのがまたカワイイ。
大好きなデュプロのお花のパーツ。はじめは親がつけたものを摘んでいただけでしたが、最近は自分できれいにくっつけることができるようになってきました。
綺麗にお花を咲かせていますね。
お花も間を詰めてくっつけようとします。これは難易度が高そう。思うようにくっつけることができず、何度もトライしていました。
お花を「摘む」から「積む」への変化。とにかく高く積みたがります。
お花の上には「ドックはおもちゃドクター」に出てくるドラゴンのスタッフィー。
動物の中ではお馬さんが一番のお気に入りのようです。ここにお人形を座らせるのはなかなか難しいと思うのですが、ようやくコツをつかんだようです。
一番左、ソフィアをミニマスに乗せてあげていますね。
パパ似のお人形もちょこん。
ミニーは芝生の上でのんびり… というイメージでしょうか?
たまに意外なものもくっつけています。これは機関車の前面部分。
最近、娘ちゃん一番のブーム。「かず」や「もじ」のブロックを高く積み上げていきます。(小さな基礎板はセットに付属しているものを使っています。縦長の数字ブロックは「かずあそびトレイン」に入っているものです。)
基礎板を使っているわけではありませんが、大好きなケーキのブロックをアレンジしてくれた娘ちゃん。今まで四隅にくっつけていたキャンドルのブロックを中心にまとめて、「ふー」と大きな炎を消す真似をするようになりました。
ケーキがプリントされたブロックもちゃっかり使っていますね。(ケーキの土台の部分は親が作りました。)
はじめは上手に出来なくてよくイライラしていたのですが、今では1本ずつきちんとくっつけてフーフーしています。
最近、デュプロで少し長い間1人遊びができるようになってきた娘ちゃん。これから基礎板にいろいろな街やものをつくったり、また遊びがひろがっていくのでしょうね…。
親も一緒に楽しみながら遊んでいこうと思います。
▼写真に登場するブロックが含まれたセットをいくつか紹介します。
基礎板
なぜか品薄で値段が上がっています。参考までにAmazonの最低販売価格は1,200円くらいでした。トイザらスなどで見かけたら、入手しておくことをおススメします。
レゴ デュプロ ミッキーとミニーのバースデーパレード 10597
レゴ デュプロ ドックはおもちゃドクター うらにわのびょういん 10606
他にあまりない色合いのブロックがたくさん入っています。娘はすべり台とお人形がお気に入り。
レゴ デュプロ ちいさなプリンセス ソフィア おしろのウマ 10594
大きなミニマスがお気に入りです。(こちらのセットにはソフィアのスカートは付属していません。)
ちなみに「もじ」(ひらがな、アルファベット)のブロックは、デュプロと互換性のあるブロックラボを使用しています。娘はこの文字のブロックでよく遊んでいます。
BlockLabo ブロックラボ アンパンマンひらがなブロック
BlockLabo ブロックラボ アンパンマンえいごブロック
※デュプロの関連記事
基礎板だけではなく、セットを使った遊び方も随分変わってきました。1歳児なりに毎日いろいろ楽しんでいます。