1歳の娘、ひらがなに興味津々。
もうすぐ1歳11か月になる娘ちゃんは、以前からひらがなやアルファベットなどの文字や数字に興味津々。そこで、娘ちゃんが文字や数字に親しむことができるように、普段から遊びの中に文字や形を取り入れるようにしています。
先日はアルファベットのおもちゃを使った遊びかたについて書きました。今日は1歳の娘がひらがなのおもちゃや絵本でどんな風に遊んでいるのか、ちょっと紹介してみることにします。
ひらがなのおもちゃや絵本はアルファベットのおもちゃよりもたくさんあって、選ぶのが大変なほど。
娘ちゃんは、小さいころからテレビの画面に出てくる文字や外の看板に書いてある文字を指差ししてニコッとしていました。文字の形が面白いらしく「これは何だろう」と興味津々な様子だったので、初めはひらがなのカード、次にひらがなの絵本… といった感じで少しずつ揃えています。
絵本については読み聞かせをしてみたり、カードはその辺にさりげなく置いておいて興味を持つか様子を見ていました。娘ちゃんは、気が向くとひらがなカードを見て文字や絵を眺め、時には散らかして気ままに遊んでいました。
文字を教え込もうとして嫌にならないように注意しながら、娘ちゃんが興味を持ったひらがなカードで遊んだりお話をしたり一緒に声に出したりしているうちに、自然と読める文字が増えてきたようです。
娘ちゃんの発語が出始めたのはここ数か月のことですが、最近では絵本やテレビの画面に出てくる文字や数字を指さして、声に出すことも増えてきました。
▼うちにあるひらがなのカードや絵本を集めてみました。すべて使ったり読んだりしているわけではありませんが、娘ちゃんは毎日何かしら引っ張り出して遊んでいます。
文字に親しむきっかけになったのはくろくまくんの絵本。
1歳の半ば頃、歯みがきイヤイヤで困り果てた時に歯みがきの絵本などいろいろ読んだりしたのですが、一番反応があったのがくろくまくんの絵本でした。この時娘ちゃんがあまりにくろくまくんにハマったので、わくわくくろくまシリーズの絵本を揃えて片っ端から読んでみました。
この中にくろくまくん あいうえおという絵本がありました。くろくまくんと一緒に声を出すというストーリーが良かったのか、娘ちゃんのツボにハマったようで、くろくまくんやお友達と一緒に大きな声であいうえお(+か)を発音するようになりました。当時はまだ発語も少なかったので、「発声練習にでもなれば良いかな?」程度に考えて毎日一緒に読んでいました。
くろくまくん あいうえお (わくわくくろくま)
お話の中ではあ~お(+「か」)まで出てきます。見開きがあいうえお表になっています。
娘ちゃんにせがまれて何度も何度も読んでいるうちに、面白いことが起こりました。他の絵本やテレビの画面などであいうえおの文字を見つけると、指を差しながら同じ音を声に出すようになったのです。何だか楽しそうなので、少し後で遊び始めようかと思ってストックしていたくもんの磁石あいうえお盤を出してみることにしました。
1歳の娘、ひらがなと戯れる。
磁石に文字が書いてあるだけという地味なおもちゃなのですが、ひとまず文字は関係なく「磁石遊びをしてくれればいいかな」ぐらいに考えて出してみました。すると、娘ちゃんは初めて触れるたくさんの磁石に大興奮!くっつけたり、積んだり、ひらがなの面と数字の面を合わせようとしてふわふわした抵抗を感じて楽しんだりしていました。
そのうち、文字の面をじいっと眺めることが増えてきました。
試しにくろくまくんの絵本に出てくる 「あ~か」、そして娘ちゃんの名前のひらがなが印刷された磁石をお絵かき用のホワイトボードにくっつけておいたところ、「この形見たことがある!」と言わんばかりに声を出して磁石で遊ぶようになりました。
反対側には大好きな「かず」が印刷されていることもあり、今は付属の板に印刷されている文字や数字に磁石をくっつけて、形合わせをして遊んでいます。このおもちゃで結構長いこと1人遊びができるようになりました。
くもんの磁石あいうえお盤
駒の表はひらがな、裏は数字。盤も表はひらがな、裏は1から50までの数字になっている。表面では、ひらがなの形や五十音の並びを身につける「あいうえお盤」として、裏面では「すうじ盤50」として使用可能。駒用の収納袋つき。
ひらがなのおもちゃと言えば、カードを使って遊ぶこともあります。今はまだ付属のガイドに書いてあるような遊び方は難しいので、箱から出し入れしたり出したカードを散らかして遊んだり、娘ちゃんが持ってきたカードを使ってお話を作って読んであげたりするような感じで遊んでいます。
最近少しずつ言葉が増えてきたので、カードはこれから自然に語彙を増やしていくのに役立つのではないかと思っています。
くもん ひらがなカード
このカードは大きい文字やイラストが小さな子どもにも見やすくていいです。0歳後半くらいから散らかして遊んでいました。娘ちゃんはイラストよりも文字の面に興味を持ってよくカードを眺めていました。これから本格的に使えるのではないかと思っています。
わらべきみかの あいうえおカード
カードを散らかしたり、動物やおにぎりなど好きなカードを見つけ出して遊ぶのが好きです。遊び方がいろいろあるようなので、これから長く楽しめそうです。
とっておきのひらがなカード、見つけた♪
正直に言うと、1歳児を相手にしてカードで遊ぶのはまだちょっと難しいかな?と思って遊び方も迷っていたのですが、最近素敵なカードを見つけてしまいました。
最近読み始め、親子でファンになった「くまのがっこう」がなんとひらがなカードになっていたのです!ほぼ一目惚れで手にしたのですが、 まるでジャッキーが絵本から飛び出してきたような素敵なカードで、見ているだけでとにかく楽しいのです。
パステルカラーのボックスを見ただけでときめいてしまいます。
ボックスからカードを出してみると、娘ちゃんは「がっきー!(ジャッキー!)」と大はしゃぎで触りはじめました。
リングカードになっています。いずれこの形状のカードが欲しいなと思っていたのでちょうど良かった!
娘ちゃんは大好きなジャッキーのカードを鷲掴みにしてリングから破り取りそうな勢いなので、しばらくはバラバラにして遊ぶことにしました。
優しくやわらかなイラストに加えて、単語のセレクトも素敵。「わ」はわんぴーす!とにかく可愛いです♡
カードの裏面には表面のひらがなと色分けされた書き順が記載されています。左上の色玉の順に色の濃い方から淡い方へなぞると正しい書き方の完成です。
これは娘ちゃんがもう少し大きくなってから使えそう!
娘ちゃんが大好きなろうそくやふうせん、お月さまや絵本、ケーキのイラストも!
このカードで「ろうそくふーふーごっこ」がたくさんできそうです。
※関連記事
ちなみに、表面にはジャッキーが生活の中で触れる身近な"もの"や"こと"をイラストで表現されているとのこと。ことばは子どもの身近にあるものの名前(名詞)を基本にしていますが、動作のことば(動詞)にも触れることができます。
例えば「きがえる」、「たべる」、「ひく」など。「絵を見て、そのことばを考えながら、楽しく覚えましょう」とガイドに書いてありました。確かに動きをイメージしやすいイラストですね。
カードはどうやって使うの?
付属の小さなガイドにはこのひらがなカードのねらいについて、とてもわかりやすく書かれていました。
このカードは、絵を楽しみ、ことばや文字についての興味関心を高めるためのものです。お子様にカードを見せて自由に連想させてみせてください。カードに書かれている言葉でなくてもかまいません。「教えよう!」というより楽しむぐらいの気持ちでお使いください。
絵を楽しみながらことばや文字についての興味関心を高めるためのカード、そして教えるより楽しむ…。まさにそんなカードを探していたのです。
カードを使った遊び方についてもいろいろ書かれていたので、これから参考にしようと思います。
まだ遊びはじめたばかりですが、娘ちゃんはすでに夢中になってジャッキーのカードを見ています。ジャッキーの絵本も読んでいるので、よりカードのイラストを楽しめているのかもしれません。娘が選んだカードを使って紙芝居や絵本のようにお話を作って遊ぶのも楽しいかも!
リング状になって持ち歩きもしやすいので、お気に入りのカードになりそう。
このカードでどんな風に遊んでいるのか、娘の様子はこれからまた書いていこうと思います。
くまのがっこうあいうえお
わが家のひらがな絵本たち。
ひらがなの絵本も少しずつ集めています。今は娘が持ってきたら一緒に読んでみるという感じです。
英語つき あいうえおDVDえほん
アルファベットの映像やDVDはあっても、見て楽しめるひらがなの映像ってあまり見かけないなぁと思って探しているところです。付属のDVDはまだあまり見ていませんが、普段からわらべきみかさんの絵本やカードのイラストに親しんでいるので、映像にも入りやすいようです。英語も入っています。
あいうえお (講談社の幼児えほん)
わが家の鉄板絵本に多数入っているよねづさんのひらがなボードブック。見開き右側に大きくて素朴なイラスト、左側に大きな文字(と書き順)という構成になっていてとても見やすいです。
あっちゃんあがつく―たべものあいうえお
リズム感の良い、とても楽しい絵本です♪ 全部一気に読むと口が疲れますし、食べものばかり出てくるのでお腹もすいてしまいます…。
がんばれ!ルルロロ あいうえお えほん これ なあに?
小さな絵本なのですが、「○の中には何が入るかな?」というタイプの本なので1歳児には読むには工夫が必要です。娘ちゃんはEテレで放送されているルルロロのアニメも好きなのでこの絵本を見つけ出して持ってくるのですが、そのまま読まずに、絵本のようにお話を作って読んでいます。時々1人で文字を指差しながら眺めています。
えほん あいうえおにぎり
詩の絵本。あいうえおにぎりのページや、短めの詩を選んで読んだりしています。
あ行はおにぎり、か行はコロッケ…わ行のおもちまで食べるともうおなかいっぱい。
ちなみに娘ちゃんはEテレ「おかあさんといっしょ」でたまに流れる同じタイトルの歌が大好きで、最近よく聴いています。
NHKおかあさんといっしょ ファミリーコンサート うたとダンスのくるくるしょうてんがい
ポコポッテイトのみんなが「あ・い・う・え・おにぎり」を歌っています。
これから遊びたいカードたち。
Eテレ「にほんごであそぼ」が好きな娘ちゃんがもう少し大きくなったら、こんなカードでも遊んでみたいです。家族みんなで楽しめそう!
にほんごであそぼ いろはかるた
NHK教育テレビで大人気の番組「にほんごであそぼ」のかるたがパッケージリニューアルをして再登場。
「にしむくさむらい」「はるこうろうのはなのえん」「みちのくのははのいのちをひとめみん」など48種類の子供たちに伝えたい名文名句のかるたです。
監修は番組と同じく「声に出して読みたい日本語」の齋藤孝。かるたになった「美しい日本語」が楽しめます。
大人が読んでも楽しめる読み札のウンチク説明書付。
にほんごであそぼ ことわざかるた
NHK教育テレビで人気の「にほんごであそぼ」のコーナー「ことわざかるた」のかるた。
斎藤孝が選んだ「こどもに覚えてもらいたいことわざ48」を楽しい絵あわせかるたにしました。シンプルな絵柄なので、どの世代にも使っていただけます。
上の句を読んで、下の句を取るという従来の「かるた」としての遊び方だけでなく、神経衰弱の要領で遊ぶ絵あわせゲームとしても遊べます。
おまけ・いつか娘と一緒に読みたいひらがなの絵本たち。
ひらがなだいぼうけん
カタカナや数字、漢字バージョンもあります。
あるよるのこと。らっちゃんがひらきっぱなしにした本から、なにやらひそひそこしょこしょ、きこえてきました。本のなかのもじたちがおしゃべりしていたのです…。
▼親が読みたくなってしまうあいうえおの写真絵本。
おいしいあいうえお
おいしそうな食べ物の名前で、ひらがなに親しめる写真絵本。すべて名店・老舗で買ったり食べたりできる実在メニューで、巻末には店舗データも収録されています。
▼電車が好きならこんな絵本も楽しめると思います。
でんしゃのあいうえお
▼娘ちゃんお気に入りのひらがなの動画
娘ちゃんは NHK BSプレミアム「おとうさんといっしょ」の歌「あいうえおじさん」がお気に入りです♪ どうやら娘ちゃんはせいやくんのことが好きみたい…。
▼娘ちゃんや新米パパが大好きな歌がたくさん入っています♪
「おとうさんといっしょ」 青空のゴーサイン! [DVD]
お気に入りのひらがなのおもちゃについては、いずれまた紹介しようと思います。
※関連記事 アルファベットでも楽しく遊んでいます♪