先日書店で見つけた雑誌「1才2才のひよこクラブ 2016年冬春号」。ちょうどイヤイヤ期についての特集号だったので、購入して帰りました。
「イヤイヤ期の対処法」というのは本やネット上でも数多く見かけますが、今回「イヤイヤ期とのかかわり方で子どもの力がグングン伸びる!」というテーマになっていたのが、読んでみたくなった理由の一つ。
娘も2歳になり、イヤイヤ期も本格化!イヤイヤは子どもそれぞれですし、自分の子どもですら毎度のイヤイヤそれぞれに理由や仕方が違うものだから、いわゆるハウツーものを読んだってもちろんその通りにはいかないのだけれど…
それでもどんな切り返し方や声がけ、対処法があるのかできるだけ多く知っていれば、いろいろ試すうえで役に立つので、気になるものは片っ端から読むことにしています。
真面目な育児書ばかり読んで現実とのギャップに悶々とするのではなく、たまにはこういう雑誌を心の中で軽くツッコミを入れたり同意したりしながら読んでみるのも息抜きになって良いのかもしれません。
簡単な目次。
【巻頭大特集】
1才プレ期 魔の2才の本格期
心の専門家が対処法を教えます!
イヤイヤ期のかかわり方で子どもの力がグングン伸びる!【とじ込み付録】
・幼児食レシピカード厳選24枚
・むし歯にさせない歯磨きシート【特集】
・上の子の心のケア 2人のお世話のコツ
・2人目育児のダンドリ 誌上シミュレーション
・1才から必要なしつけ まだいらないしつけ
・寒い季節のおむつはずれ
ほか
詳しい目次はこんな感じ。
▼「イヤイヤ期とのかかわり方で子どもの力がグングン伸びる!」
以下、気になるところを簡単にメモ。
まず、イヤイヤ期に育つ力(←それに対する育て方のポイント)として
- 自己主張する力 ← 子どもの思いを「わかろう」としてあげて
- 言葉で表現する力 ← 子どもの気持ちを言葉にしてあげて
- 他者と折り合う力の基礎 ← ママの気持ちも言葉にしてみましょう
- 気持ちを立て直す力 ← ママが粘り強くかかわってあげましょう
- 「自分はできる」という自信 ← 挑戦したい気持ちを応援して自信を育てて
の5つがあげられていました。(ママ、いきなり大変です… ^^;)
そしてママ・パパにとってイヤイヤ期=家族として成長するチャンスであること。
- イヤイヤ期は子どもの「個」に気づく機会
- 親子の信頼関係が深まる
ママは"交渉人"になって、イヤイヤする子どもと上手に折り合いをつける。
イヤイヤとの交渉とは、いろいろな選択肢を子どもに与え、その場を上手におさめるということ。
(許せるラインを示しながらゲーム感覚で折り合いをつけていく、ね…。なかなか難しいです。)
そして、イヤイヤとの交渉の心構えは「きちっと」ではなく「ゆるっと」すること。
(「ゆるっと」、ね…。)
〈心構えのポイント〉
- 「成長しているな~」と子どものイヤイヤを前向きにとらえる
- 「反抗している」「生意気」と思うとうまくいかない
- 時には弱音を吐いたり、うまく治められなくてもよい
更に、イヤイヤ時の交渉シミュレーション、ママがイライラした時にリフレッシュするヒントなど続きます。
続いて、年代別にイヤイヤのかかわり方のヒント・イヤイヤちゃんの1日あるあるシーン別対応策、もっと知りたいかかわり方Q & A、イヤイヤ現在進行形のかかわり方見せてといったコーナーが。
- 1才代はイヤイヤの芽生え=交渉の練習時期。
- 2才代はイヤイヤのピーク=子どもが成長する時期(魔の本格期)。やる気とプライドを伸ばしてとのこと。
「イヤイヤ魔の本格期チェックリスト」が付いています。
- 2才代前半は理想と現実のギャップであらゆることがイヤイヤ
- 2才代後半は「自分でできる」と「甘えたい」という気持ちのはざまでイヤイヤ
〈かかわり方の基本〉
気持ちを言葉で表す手助けをして、子どもの力を伸ばそう。
- 「自分でやってみたい!」の気持ちを引き出そう
- 子どもの気持ちに寄り添う心がけを
- 先を見通す力を上手に利用しよう
- ダメなことは「ダメ!」を通して
- ごまかさず、気持ちを整理する声かけを
〈こじらせないコツ〉
- 「もうできるはず」と期待しない
- 「まだできないでしょ」と手を出しすぎない
- 甘えたい気持ちも理解してあげる
最後に、3才以上のママに聞いたイヤイヤ期スタートから落ち着くまでヒストリーが載っていました。
終わりの見えない戦いではないということなのでしょうが、どうにも止まらない娘のイヤイヤを前にしたときなど、まだまだ先は長いような気もしてしまいますね。
娘を見ていると、2歳になりたての現時点では、まだうまく気持ちを言葉にすることができない → どうしてイヤなのかうまく気持ちが伝わらないということが一番の原因に見えます。出来るだけ気持ちを推理したり代弁したり、とにかく言葉にしてみようと心がけて向き合っていますが、うまくいったり、いかなかったり…。
読んだり聞いたりしたことを参考にして、今後もいろいろ取り入れながらイヤイヤと向き合っていきたいです。
わが家のイヤイヤの状況&対策についても、いずれ書いてみようかと思っています。
▼わが家にとってはこちらもタイムリーな話題、「2人目育児」のダンドリとして、1人目の心のケア、2人のお世話のコツ、かかるお金のことなど。
こちらもその通りいくわけないかもしれないけれど、一応今後の参考に…。
「1人目にやりがちなNG対応」については、、参考になることがいくつか書かれていました。1人目とのかかわりを優先するということはわかっているつもりですが、まだまだ見直していくべき点も多そうです。
特に「お人形のお世話をさせるというのがNG」ということで、まだ見ぬ2人目はあえて登場させずに、親子2人きりの時間を大切にしましょうと書いてありました。
最近、娘がぬいぐるみに興味を持ち始めたことをきっかけに、お世話人形についていろいろ考えはじめていたところだったのですが、ここはやはりお友達人形の方向でいこうと思い至りました。もちろん、娘の様子を見ながらということにはなりますが。
※関連記事
▼おもちゃ選びの記事はじっくり読んでしまいます。
特集の中で、ちょっぴり気になっていたおもちゃが紹介されていました。
あそび広がるつみき ソーイングセット
▼ちなみに、わが家で遊んでいる紐通しはこちら。
くまのひもとおし
すいすいおえかき NEWカラフルシート
▼「冬でもできる!寒い季節のおむつはずれ」。
冬からできる1才代のプレおむつはずれ、2才代の本格的おむつはずれの進め方について、読者の体験談などもまじえて紹介されていました。
いずれにせよ子どもの様子を見ながら始めるということなので、いつからでもよいということなのでしょうね。
▼むし歯にさせない歯磨きシート。今後虫歯を作らないためにも、ここで歯磨きについてしっかり確認しておきたいところ。
▼わが家では仕上げ磨き担当のパパが嫌がる娘をプロレス技で押さえつけながら磨いています。下の写真に近いかな?娘もこんな表情をして全力で抵抗します。戦いですね。
▼掲載されていた気になる歯みがきグッズ
360度歯ブラシ 360do BRUSH ベビー
曲がる歯ブラシ
先日紹介したnocilis(ノシリス)のシリコンブロックと同じ、アイ・シー・アイデザイン研究所が作っているようですね。
※参考記事
▼ちょっとしたインフォメーションですが、気になるものがいくつか載っていました。
そのほか、しつけや幼児食についての記事もなかなか読みごたえがありました。
▼たまひよの通販サイトで、サンプルを少し見ることができます。
1才・2才のひよこクラブ 2016年冬春号|ベネッセ公式通販
1才2才のひよこクラブ 2016年冬春号
※余談ですが、雑誌の中で可愛らしい折り紙の本を見つけました。これから折り紙でも少しずつ遊んでいきたいと考えているのですが、たまにはこんな風にテーマを決めて遊んでみても楽しそう♪