最近、2歳の娘ちぇぶちゃんが以前よりもピアノに興味を示してくれるようになりました。"ABC Song"などのお気に入りの歌を、自分でリズムに合わせて鍵盤を叩きながら歌ってくれます。更に「つぎ、まま!」「つぎ、ぱぱうたってね!」と言いながら親に無理矢理歌わせて伴奏してくれます。
そんな娘には3歳あたりからピアノを習わせようと考えていて、出産でバタバタする前に先生探しをすすめようと思っているところ。娘に「音楽って楽しい!」と思ってもらえるように、最近は「音楽」をテーマにした絵本もよく読み聞かせするようになりました。
普段は親の趣味で主にクラシック音楽を聴いていて、絵本もオーケストラやピアノに関するものを読むことが多いのですが、娘には他にもいろいろな音やリズムに親しんで欲しいので、これからは聴く音楽も読む絵本もジャンルをどんどんひろげていきたいところです。
最近読んでいる「音楽」の絵本から、今回は「ピアノ」「ヴァイオリン」「オーケストラ」をキーワードに、いくつかお気に入りを紹介します。
どちらかというと文章が長めの絵本も多いので、少し簡単にして読み聞かせたり、イラストを味わいながら音楽の絵本を楽しんでいます♪
「ピアノ」を題材にした絵本
音楽の絵本の中では、特に「ピアノ」を題材にした絵本を読むことが多いです。
ミッフィーのぴあの絵本1 ぴあのさん、あそぼ!
お座りできるようになった頃から、この絵本(楽譜)を使ってトイピアノで一緒に遊んでいました。娘はお話を聞きながらピアノの鍵盤を叩くのがとても楽しいようです。
新版 みんなのオルガン・ピアノの本1
絵本ではなく、イラスト付きの教本。たまにこの本を開いて2人でイラストを眺めながら、Mashaがピアノを弾いたりしています。娘が真似をして全力でピアノを叩いている姿がとても可愛らしいです(^-^)
ぴあのうさぎ (こどものくに傑作絵本)
ピアノと一緒に遊べる絵本。読みながら一緒に弾いてあげるととても喜びます。今は自分でも弾きたがる(叩きたがる)ようになりました♪
ぴあのうさぎと みみおばけ (こどものくに傑作絵本)
「ぴあのうさぎ」の続編。
ピアノ絵本館(1) くるみわり人形(れんだん)
いつか親子でピアノを連弾するのが夢。想像しながら楽譜を見ているだけでワクワクしてきます。
※関連記事 1歳5か月の頃に書いた記事。
もりのピアノ
可愛らしい絵本。字が少ないので、幼児でもじっくり絵を見て楽しむことができます。
メロディ~だいすきなわたしのピアノ~
実家に置いてあるピアノのことを思い出してしまいました。今度帰ったら、娘と一緒に弾いてみよう…。
(だれがひいてくれるのかしら)くるひもくるひもまちつづけるピアノのまえにあるひちいさなおんなのこがあらわれました。「このピアノがきにいったかな?」「このピアノもわたしのことがだいすきみたい!!」おんなのこはピアノに「メロディ」となまえをつけました。(わたしはせかいでいちだいだけのなまえのあるピアノ)メロディは、うれしくてたまりませんでした。うれしいことがあったとき、かなしいことがあったとき、おんなのこは、いつもメロディをひきました。でも、おんなのこがちゅうがくせいになり、こうこうせいになると、メロディとすごすじかんがだんだんとすくなくなり…
この絵本を世界中のピアノと、ピアノを愛するすべての人に贈ります。
オオカミくんはピアニスト
主人公のオオカミくんが素敵!娘と一緒に何回も読んでいます。
ピアノはっぴょうかい
読みながら、初めてのピアノ発表会(ずっと昔…)のことを思い出してしまいました。
ももちゃんの、はじめてのピアノはっぴょうかいの日。舞台のそでで出番を待っていると、「わたしたちも、はっぴょうかいしているの。みにおいでよ!」とこねずみが話しかけました。ちいさなドアの向こうで、ねずみたちが楽しそうにはっぴょうかいをしています。
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ピアノ演奏についての過去記事をまとめました。絵本と一緒に楽しみたい♪
ヴァイオリンを題材にした絵本
将来はピアノだけでなく、弦楽器や管楽器、打楽器などにも触れて欲しいということで、楽器に関する絵本もいろいろ読んでいます。ここでは「ヴァイオリン」を題材にした絵本の中からお気に入りを紹介します。
ド・レ・ミ わたしの バイオリン
自分も長いこと楽器を続けていたので、主人公の女の子の気持ちがよくわかります。娘が楽器を習い始めたら一緒に読みたいな。
ルラルさんのバイオリン
ルラルさんはいちねんにいちどかにどこっそりとバイオリンのていれをします。ところが、きょうはねこにみつかってしまいました。「ちょっとひいてみてくださいな。」ねこのたのみならしかたありません。ギコギコキーキーギコギコキー、ルラルさんがバイオリンをひくと…。
もぐらのバイオリン
何度も読みたい素敵なお話…。ヴァイオリンを習いたくなってしまいました。
地面の下で一匹のもぐらが暮らしていました。楽しいけれど、何か物足りない生活。ある日、もぐらは美しい音楽に出会いました。それはもぐらを、そして世界を包むしあわせの始まりだったのです…。
ふしぎなバイオリン
カラフルで気持ちがうきうきしてくるような絵本。 谷川俊太郎さんの訳も味わい深いです。
中古のバイオリンをなけなしのお金で手に入れた若者、パトリックのお話。バイオリンを弾き始めると、いろいろなすばらしいことが起こります。いろとりどりの魚が池から飛び出し、音楽にあわせて歌ったり、りんごの木にアイスクリームやトーストがなったりと、みんなが楽しくなります。
ヴァイオリン
オーケストラを題材にした絵本
オーケストラのコンサート映像を一緒に楽しむ時間が増えたので、オーケストラを題材にした絵本も読んでいます。
おーちゃんのおーけすとら
「音楽が好きになって欲しい」との思いで、生まれてすぐから読み聞かせてきた思い出深い絵本。娘はそれぞれの楽器演奏の真似をするようになりました。
ワニのオーケストラ入門
文章が多めなので、娘と読むときはイラストを眺めて楽しみます。オーケストラ好きの大人が読んでも楽しい絵本。
ワニたちが楽器をあつかうユーモラスなイラストに、ゆかいな解説とオーケストラの楽器の形や役割などがとわかる、楽しい音楽入門書。
105にんのすてきなしごと
娘が演奏会に通える年齢になったら、もう一度じっくり読みたい絵本。
105の心をひとつに合わせ、流れ出すのは・・・。すてきな仕事を始める前の、大切な準備。みんなの知らない時間を、こっそりお見せします。美しい音楽のヒミツがわかる楽しい絵本。
アバドのたのしい音楽会
指揮者のクラウディオ・アバドさんが、子どものころの幸せな音楽との出会い、指揮者を夢みるようになったいきさつをふり返り、また、オーケストラの構成や各楽器の説明、シンフォニーやオペラのことなどまで、やさしくあたたかい語り口で伝える、音楽入門絵本です。文章が長いので幼児向きとは言い難いですが、そばに置いておきたい素敵な絵本。
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アバドさんが常任指揮者をされていたベルリンフィルのヨーロッパコンサートの話。ベルリンフィルのヨーロッパ・コンサート 25周年記念ボックスにはアバドの演奏会のディスクも何枚か入っていて、演奏を堪能することができます♪
その他・音楽隊、音楽会、バレエを題材にした絵本など
その他の「音楽」に関する絵本を集めてみました。
おんがくたいくまちゃん
ちゃいくまちゃんの真似をしてお玉で指揮をするのが娘の最近のブームです。
4つのいすにひとつずつがっきがおいてあるよ。ちいさいくまちゃんたちはすきながっきをえらんだよ。どんなおとがでるのかな?すこやかな心を育てる絵本。
ブレーメンのおんがくたい
ブレーメンのおんがくたいはいろいろ出版されているのでイラストを見比べるのも楽しいですが、最近出たゲルダ ミューラーさんによるイラストの絵本はとても素敵です。
くまの楽器店
小学生の頃から管楽器を始めましたが、楽器屋さんに行くのは本当に楽しみで、今でもワクワクします。これからは娘と行くようになるのかな…。
野原の真ん中に、くまの楽器店はありました。かんばんには、「ふしぎや」とかかれています。そこでは、ふしぎなふしぎな楽器が、たくさんありました。お客さんが、すてきな気持ちになる楽器なのです。心がやさしくなる絵本。
おんがくかいのよる―5ひきのすてきなねずみ (海外秀作絵本)
もりのおくのおちゃかいへ
途中、動物たちが音楽を楽しむ様子がとてもよく伝わってきます。
▼ロシアのバレエ音楽を聴いたり観たりすることも多いので、バレエを題材にした絵本も少しずつ読んでいるところです。将来「ピアノより、バレエをやりたい!」と言われたらどうしようかな…。
うさぎのくれたバレエシューズ
カエルのバレエ入門―絵本
ワニのオーケストラ入門が素敵だったので、こちらも読んでみました。カエル好きにはたまりません。
※余談ですが、バレエといえば、シルバニアファミリーの新作も気になります。
森のバレエ劇場
▼最後に、楽器の名前を覚えるために読んでいる絵本を紹介します。
こどもずかん もっと 英語つき
「がっき」のページがあります。
Music: English-Russian (My First Bilingual Book)
ロシア語以外にもいろんな言語のバージョンが出ています。
Let's Play Music
楽器がたくさん出てきて楽しいDVD。
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